2013年05月

昨晩は大好きなアーティストであるミゲルフニの生声を聴いた。
1曲目、2曲目、、、私はクールに聴いていた。なかなか込み上げてこない。

私の頭の中は回想を始めた。
ミゲルフニは癒しだった。優しい声、お導きのような歌い回し。
現実へのやるせなさと将来への不安に苛まれていた頃、
なにしろフニを聴いていた。不思議と心は穏やかになった。
遠い国の小さな街にいるどんな人だかも良くわからないおじさんの歌なのに。。。

後半になり、シギリージャが始まった。エネルギーがほとばしった。
あの頃の情景とともに切ない気持ちも蘇った。
仕事の昼休みに、毎日同じ店のお弁当を買ってチャリンコで千鳥ヶ淵まで走り、
毎日毎日、空と鳥とお堀を眺めながらお弁当を食べてフニを聴いていた。
食べ終わると大きな木の左側に立ってフニの歌を歌っていた。
思い出の場所なのでスケッチしてあるぞ。
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大きな木の右側では毎日おじさんが太極拳か何かをやっていた。

そんな情景が一気に浮かんで身体が熱くなった。
その後のブレリアで見せてくれた愛嬌のある動きで、今度は身体が緩んだ。
熱くなって、そして緩む。身体は喜ぶ。まさに癒しのフニ、フニ療法である。

毎年GWに、光ヶ丘公園でモンゴル祭りをやってるって!
モンゴル相撲が見られるって、おもしろそうじゃない!
そして、白鵬と日馬富士が来るって!行くしかないじゃない!

予定時刻になり、鶴竜ほか数名のモンゴル力士がスタンバイしているが、横綱がいない。
「白鵬はGWの交通渋滞で遅れています」とアナウンス。
で、日馬富士は??
何度かもう少しで着くというアナウンスが入り、白鵬登場!!!
で、日馬富士は?
「なお、日馬富士は場所前で稽古に専念したいとのことで欠席です」って。
あらー。ま、あと一週間で場所だからね。大変な時期だけどね。
日馬富士の仕上がりに不安を感じるなぁ。

白鵬のサービス精神には感服する。
長いこと一人横綱で相撲界を引っ張ってきたんだからなぁ。
モンゴル相撲の勝者がお菓子を配る習慣があるそうで、
今日は白鵬がお客さん達に飴を配ってくれた。
きゃー、白鵬、飴ちょうだーい!
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きゃー、きゃー、白鵬!近くで見るとホントに大きいのね!飴ちょうだーい!
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白鵬!!!飴をちょうだーーーい!!!
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はくほうはくほうはくほうと唱えまくったので、飴ゲット!

さあ、決勝が始まる。
またまた白鵬のサービス精神が素晴らしく、行司の役を白鵬と鶴竜がやってくれることに!
行司の周りをくるくる回る儀式を経て、試合スタート!
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モンゴル相撲には土俵はなく、投げたり足を引っ掛けて転ばせたりして、
相手を地面に倒すまで戦う。レスリングに似ている。
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疲れると休憩する。
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再スタート!
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土俵がないので押すという動きがほとんどない。
腰は、足を取られないように少し引けている。
腹力で巨体を押すときのお尻のプリッと感が好きな私には、ちょびっと物足りない。
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長い長い戦いを制したのはでっかい方のベテラン力士!パチパチパチ。
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良く晴れた日、富士山を眺めながら東海道を静岡から江戸へ移動。

まずは由比で下車。桜えび祭りでものすごい人手。
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1枚200円の桜えびかきあげに1時間の行列ができていて、ちょっとひく。
いやしかし、漁船の体験乗船は是非やってみたい。30分待ってようやく番が来たー!
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あー、どすこいどすこい。
双葉山が幼少期から家業の漁の手伝いをし、
船に乗っているうちに足腰が強くなったことを思い出しているところ。
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桜えびで胃袋を満たし、東海道を東へ向かう。
街道を2㎞に渡り、祭り気分は続いている。
海産物やミカンや手作りの品や古着まで、売れるものはなんでも売っちゃおう、である。
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店舗だけでなく、フツーの家でも、何か売る。
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めちゃくちゃかっこいい家がちらほらある。
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広重美術館で東海道五十三次を眺め、東海道気分が盛り上がる。
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お隣の駅、蒲原まで歩き、電車へ乗り込む。
富士山が良く見えるじゃないか!スケッチしたいぞ!
なわけで、東田子の浦で下車。
駅&富士山スケッチ。
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アパートと雲と電線は割愛!富士山はよりデカく!
スケッチすると腹が減る。
お次は沼津で下車。鯵づくし定食。
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ここまで来たら、東海道線で帰るでしょ。
静岡の独自ファッションのお兄ちゃんお姉ちゃんの気配が徐々に薄まってゆく車内。

掛川花鳥園に行ってきた!鳥とたわむれにね!

いらっしゃーい!
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いらっしゃーい!
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ああ、夢のよう。
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かわいこちゃんが次から次へ。
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めんたまをひん剥いてみたが、存在感で負けてる。
私の前にこのフクロウを乗っけていた濃厚顔のインド人はいい勝負だったな。
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小鳥ちゃん達のっけたい放題。
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君、かわいいねぇ。
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なかでも可愛かったオナガテリムクちゃんが一瞬であるが手にのってくれて、
テレている図。
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鳥ではないが、感動のサービス!
魚が足の角質をつついてきれいにするっていうの、たまに見かけるけど、
魚のサイズが違うよね。でかいよね。
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慣れるまでの初めの2,3分は笑いが止まらない。
そしてビックリ、つるんつるんの柔らかい足の出来上がり。20年若返ります!

えーーっと、掛川、掛川、と。
花鳥園で全エネルギーを使い果たしたのだが、
ヨレヨレになりながらも掛川城に行った。
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1994年に木造で再建されたって、そのパワーがすごいねぇ。

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