2011年03月

ふと気づくと、家でニュースを見ている時間がやけに長いぞ!らしくないぞ!
お得意のプラプラをした方がよさそうだ。

そうだ!
近場なのにまだ訪れていない、とっておきのあの建築を目指すのだ!

この道をちょいと右に入るんだよな~、なんて走ってると、
「むむ!背後からこんにちは!!!
 かっこ良すぎるよ、本郷館!!!」しばしよだれ。
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こちらが正面。
住んでみたい、いや、青春のどこかで住むべきだった。
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続いてホッとする雰囲気の菊坂へ。
ピッカピカの蔵付き住居。
うらやましい、蔵のある生活。(←蔵をスタジオにしたい願望があるの)
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しばらく行くと、菊坂コロッケなるものが!
「美味そうなクリームパンとコロッケに遭遇したら迷わずその場で喰え!」のマイ掟に従う。
う、うまい。菊坂サイコー。
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このあたりは、適度に勾配があり、立体的な街並みになっているのも素敵な要因の一つ。
隣の道と階段でゆるくつながる。
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自転車でプラプラして、街並みや人々や自然を褒め称えたり毒づいたりしながら観察する。
とても、自分らしい時間だ。

4月1日(金)に中目黒の楽屋で東日本大震災復興支援のチャリティーライブを行います。
ライブチャージおよびドリンク売り上げ代金全額を義援金とさせていただきます。
素敵なメンバー揃いました。是非いらしてください。

6:00 開場 7:00 スタート
Charge: 2,000円
予約TEL:03-3714-2607
G:逸見豪、小林亮  C:川島桂子
B:影山奈緒子、荻野リサ、堀江朋子、井山 直子、松彩果、小池朱美、中谷泉

楽屋のHPはこちら


停電ではないが、キャンドルナイトしてみた。
キャンドルですから、ワインとか飲んでお肉とか食べましょうよ、って。
暗がり好きなので、やけに落ち着くのです。

【横綱】父
物理学者の父に、このたびの原発事故についてコメントを求めたら、
現在の原発の状況と今後の見込み、現在の東京は安心して生活できる事を
そこいらの解説者よりもずっとわかりやすく説明してくれた。かなりかっこいいので横綱!

【大関】夫
地震発生後から今まで、「大丈夫だよ~」と終始にこやか、いつもと変わらず。
そして、枝野さんのモノマネで笑かしてくれる。なかなかかっこいいので大関!

【小結】母
原発付近の土地はこの後どうなるのだろうと話したら、ギリ戦後で広島県出身の母が、
「原爆の後、人は100年住めないなんて言ってたけど、実際すぐに住み始めたからねー」と
話にリアリティがあるあたり、さりげなくかっこいいので小結!

って、身内ばっかりですけどっ。
自分も早く幕内に昇進したいっす。

電車に乗った。駅構内が暗くて外国みたいでかっこいい。
そしたら、お菓子屋も薬局もカフェもデパートも、外国みたいに見えてきた。かっこいい。

スペイン語のクラスでは、海外における日本の報道が不正確であることが主なテーマになった。
私は、スペインのニュース番組をネットで見ていたら、
『日本から戻るスペイン人を乗せた飛行機がマドリッドに到着する』シーンをやっていて、
知っているスペイン人が3人も映っていたのがおもしろかったという話をした。

今、眺めたい本を借りてきた。とても根本的な事を考えてしまうのだ。



さあ、今日からクラス。
みんな来られるかわからないけど、私はテンション高いです!

今日は冷える。
ゆたぽんを座布団の上におき、そのうえにあぐらをかいている。
ゆたぽんはレンジ3分で半日温かいというスグレモノ。
ああ、股間と足先が温かい。

先週は、もっと遠くに出かける予定だったのが行けなくなったので、
急遽、紀伊半島ぐるり旅に出たのでした。

これが噂の熊野古道。檜の森を抜けていくすがすがしさ。
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港町に火力発電所。
他県からの電力供給で成り立っている東京の住人としては、なんだか自給自足に見える。
って、燃料は輸入しているわけだから自給自足とは違うのだけれど。
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マグロがかわいい!
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どのマグロをお持ち帰りできるか、せりの結果を待つ男たちの尻。
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毎度おなじみ、旅スケッチ。書いている間にも、地震の復興を願う参拝のおばさんが来る。
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和歌山城の石垣が登りやすそう、って思ったら、看板に厳重注意。
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各地で、イソヒヨドリやジョウビタキなど東京ではなかなか見られないたくさんの鳥を見た。
和歌山城の大木の上に、大量のアオサギが!
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車窓にカエル橋!眠気も吹っ飛んだ!!!
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さて、テレビ、ネット、新聞など様々なメディアでいろいろな情報が流れている。
情報の取捨選択ができる状態。何を取り込むかで、落ち着いていられるか慌てるかが決まる。
政府に対し、情報を隠しているという論調も聞くが、
私は全くもってその逆を感じている。『すぐに伝えてくれている』と。
必要以上に怯えることはやめ、これからの準備をするぞ。


朝早くに家を出て、バスで名古屋へ、そして各駅停車で三重までやってきた。
憧れの青春18きっぷをはじめて使った。

ここ数日の出来事により、みんな、心の痛みと先々への不安を抱えているだろう。

私は、瞬間瞬間に自分のとっている行動が、一体誰のためになっているのか考えてしまっている。
自分のためなのか、家族のためなのか、他者のためになっているのか。
こんな時に、自分の事しかできないのを悲しく思ってしまう。
大好きなトレーニングでさえ、有り余ったエネルギーをドブにてているような変な気分に。


いかんいかん。ちと暗いぞ。

体内の換気をしよう。
春は来ている。
未知の日本を観察しよう。
大好きな日本を。

そして、身体を熱いエネルギーで満たし、これからの事に瞬発力を持って向かおうじゃない!

大変なことになっている。
今できる事といえば、電力を使わないことくらい。
パソコンかテレビを見て情報を得て、あとは電球1つ。
寒くなったら運動をして自家発電。

窓から見える街並みもいつもより暗い。そして静か。

今後が読めない状況で、心も落ち着かないので、明日のオープンクラスはお休みにします。

練習しようとスタジオに到着したちょうどそのとき、
建物がユサユサッと、そしてグラングランと揺れだした。
大きな揺れにびっくりしたけれど、それ以上の勢いで「やべー!こえー!!!」と
スタジオ内からギターを手にしたDN君が飛び出してきたので、
「大丈夫だよ~」などと言い、逆に落ち着いていられた。

3時間の練習を終え、薄暗くなった外に出てみると、
道という道を大勢の人が埋め尽くしている光景に驚いた。
過去最高に自転車の威力を感じた。

帰りに、本能的にパンを買おうと思い、コンビニに行くとあまりいいパンがない。
スーパーに行ったら、なんと閉店。
再びコンビニに戻ると、さっきあったパンがすべて売り切れている。緊急事態を感じる。

そしてまた、本能的に血糖値をあげておこうと思い、洋菓子屋さんでプリンを買う。

家について、予想以上にモノが落ちていて驚く。テレビもプリンターも危なかった。
そして、テレビをつけて、事の大きさに驚く。

ネットやメールが連絡手段となる。
固定電話しかない茨城の実家にはつながらず。

朝になってようやく実家と連絡がとれる。
災害時の対処にかけては並々ならぬ行動力を見せる父が、
停電状態の中、朝の5時まで職場と家とできうる限りの事をしたようだ。

さてと、出かけるか、とどまるか。


こりゃいい本だ。
江戸の町の成り立ちがするりと呑み込めて、ビシバシと今につながってくる。
小学校高学年くらいからも読める感じでルビがふってあり、本格イラストがたまらんです。
おー、いい本だ。

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