2010年01月

熱があるよ~。
37度の後半くらいだからね~、適度な熱っぽさで夢見心地だよ~。
難しい事は一切考えられないしね~、すぐに眠くなるしね~。
『寝過ぎなんちゃうん?』みたいな動物みたいね~。
なんかいいな、こういうの~。

土日に受けたアンドレスペーニャのブレリアクラスがおもしろかった!!!

いっぱいいっぱい歌ってくれるいろいろな形の歌を聴きながら、
シンプルなレマーテとジャマーダをどこに入れたら素敵かを自分で反応して踊る。
んんんんんーーーーー、実に素敵なクラスだ。

内容もさることながら、そのクラスの形態にシビレました。

ファミリアに来ていただいた皆様、ありがとうございました!!!

私のライブ活動の中で、メンバーという意味で唯一の恒例となっている、土曜日のファミリア。
住田さんのギターの日に、河内さおりちゃんと一緒に出演しています。

回を重ねるごとに、住田さんのMCにコンビ(さおり&いずみ)に対する愛情が増してゆくのが
うれしいのです。
住田さんは、フラメンコの行く末を案じ、考え、自分が伝えられることを最大限与えてくれます。
かっこいいなぁ。
私も、出し惜しみしない、をモットーに。
なぁーんて、出し惜しみする余裕なんてないのさ。
フル出力でやっとこさ何かしらを伝えられる状態なのでね。

次回の土曜日ファミリアは5月22日でーす!
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先生と言えばプリント!
うふ。今日はプリント作っちゃった!先生っぽーい!!!
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ハレオが難しいという声にお答えして、『どんなハレオをどういれるか』のプリント。
表が黒いとこで、裏が白いとこ。で、鉄道っぽくなってる。我ながらナイス!

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『生きて、語り伝える』
ガルシアマルケスの自伝。

彼の小説はいくつか読んだことがあり、
映像がありありと浮かんでくる小説家の一人と認識している。
その映像がこの世のものとは思えないような色や質感で迫ってくるんだ。
おとぎの国みたいな映像ではなく、やけにリアリティがあっておどろおどろしい感じ。

この自伝を読んで、彼が小説の中に出てくるような風景の中で育ってきたのだと知る。
コロンビアの中で点々と住みかを変えているのだが、
そのいずれもが、日本人の私が想像できる海外の風景の枠を大きく外れている。
彼は見てきた事や景色をモチーフに小説を書いている。コロンビア恐るべし。

話は変って、クラスでタラント(スペインの炭鉱の町で生まれた歌)を始めたので、
タラントの歌を歌えるようになろうと必死で努力している。(音程をとるのがなんて難しいんだ!)
たくさんのタラントを聴いていると、炭鉱夫の嘆きが感じられるようになってくる。
が、しかし、私の体内に、炭鉱の映像は存在しない。土門拳の写真集で見た映像くらいだ。
きっとこんな雰囲気の場所だろうという空想どまりだ。

だから、おどろおどろしさにリアリティのある小説は書けないし、
真に炭鉱の辛さを歌や踊りに託すこともできない。

その代わりに見てきた別の映像が、自分からのアウトプットに関係してくるのだろう。

例えば、
『視界に入った無数の人と何ら関わる事もなく、次の瞬間には散り散りになっていく』
そんなむなしい映像も。

あ、おどろおどろしいとか辛いとかネガティブワードばかり出してますけど、
楽しいとか心地いいとかポジティブな事でも同様に今まで見てきた映像に依存するのでしょうね。

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いつもの場所に腰掛けて
セレブ弁当(弁当の割に680円もするが激ウマ)を食べていた。
最近の千鳥ヶ淵は、
鵜が連れだって空を飛び、
ヒヨドリが木々にとまり、
セキレイがウキウキ歩いている。
片手に本をもったかわいいおじいちゃんがキョロキョロしている。
メンチカツをやっつけていた私と目が合う。
歩み寄ってきたおじいちゃん。
「今、座っている場所は何かわかる?」とな。
戦争の遺跡についての本を開き、それが高射砲の台座である事を教えてくれる。
ほ~、なるほど。イカしたベンチだと思っていたがね~。
道理で空が気持ちよく見えるわけだ。
B29の代わりに鳥を観察出来る幸せな私。

1月24日(日)のマルカールクラスは、マノをやりたいなぁ、と思っているところ。手の動きね。

外回しと内回しをただ繰り返すだけではない表現。
コンパスを感じられる表現。

あとは、難しいけれど、『密度の濃い動き』と私が呼んでいるもの。
例えば、音が1から3まで進む時、表だけ感じたら1・2・3だ。
裏も感じたら、1表・1裏・2表・2裏・3表だ。濃くなった。
一つの音の長さを短く感じる(八分音符みたいな)よりも、長く感じる(全音符みたいな)方が
スカスカにならない。濃くなる。
いやいや、これは例え話だな。こんな理屈で落ち着くような事がいいたいのではない。
与えられたその時間を埋め尽くすような動きが素敵だと思うのだ。
ブラソ(腕)やマノ(手)やクエルポ(身体)など、直接的に音の鳴らない場所は
スカスカになりやすいように思うので。
こんな言葉で伝わっているのだろうか???

1/24(日)16:10~17:30飯田橋にて。まだ空きありまーす。
詳しくはオープンクラスのページをご覧ください。

熱海に行ったら旧日向別邸に行こう!予約制だよ~。

離れをブルーノ・タウトが設計した。
離れといっても、地下空間。
↓このページを見るとよくわかる。
http://ataminoie.web.fc2.com/mazuhakotira.html

↓これは、別の人が設計した上屋。
P1020133.jpg
↓この芝生の下に地下空間が。
P1020130.jpg
地下空間は撮影禁止。
http://www.ataminews.gr.jp/kankou/11.htmlなど見てみてください。

なんてゆうか、、、
コンセプトは実に自由。
しかし、扉、階段、壁、天井、その一つ一つにこだわりがあり、腕のいい職人が仕上げている。
そして出来上がったリラックス空間。

『自由な発想+徹底的な作業』
仕事の仕方という意味で全ての事に通じるな。

かなり昔だが、タブラオの合わせで、
先輩が『足でコントラを打ちながら(喉が渇いたのだろう)水を飲んだ』事を鮮明に記憶している。
一曲通した後に「すごいね!コントラしながら水飲むなんて!」と感激を伝えたら、きょとんとされた。

さて、今日、練習中にその事を思いだし、コントラしながら水飲んだ。
ぎこちないができた!

調子に乗って、コントラしながらドラえもんを書いてみた。
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220のスピード。
→書けた!

じゃ、280は???
→不恰好だが、それも書けた!

2010年も1月後半から元気よくライブやって行きま~す!
お時間ありましたら、是非!!!

●2010/1/23(土) ファミリア(高田馬場)
1st:19:00-、2nd:21:00-  
Charge:1,500円(1部,2部両方見られます)
予約TEL:03-5155-6380
G:住田政男、C:内田みつる
B:河内さおり、中谷泉、清水典子、丸山美和、藤堂由起子
→住田さんのギターの大波に乗って、気持ち良く泳ぎます!

●2010/2/5(金) エスペランサ(高円寺)
1st:20:00-、2nd:21:15-  
Charge:4,000円(1ドリンク、おつまみつき) 
※+1,500円で飲み放題になります!
※500円割引券持っています(エスペランサHPからダウンロードも可能)。つまり飲み放題だと5,000円!
予約TEL:03-3316-9493(夜)、03-3383-0246(昼)
G:尾藤大介、C:川島桂子
B:後藤めぐみ、影山奈緒子、中谷泉
→おもしろそうなメンバーでしょー。フフフ。
 踊りはね、持ち味は全然違うけど、フラメンコに対してひたむきな3人だよ。

●2010/2/10(水) ファミリア(高田馬場)
1st:19:00-、2nd:21:00-  
Charge:1,500円(1部,2部両方見られます)
予約TEL:03-5155-6380
G:尾藤大介、C:大渕博光
B:乙訓裕子、大和田いずみ、中谷泉
→フラメンコ界にイズミの名は多いのよねー。初共演の素敵なイズミさんと久々の裕子ちゃん。熱いはず!

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