5月の生徒ライブに向けて生徒のみなさんが自主練をし始めている気配を感じてまーす。
『全体を通す、苦手なところを繰り返す』という練習だけでなく、このような事をやってみるといいですよ!と思う事を列挙しますね。

【動き】
①動画で自分の踊りを撮ってみる。妙な動きをしているところがあったら、その理由を鏡を見ながら考える。それでもわからなかったら聞いてください。
②ひとつひとつの動きについて自発的に動いているか再確認してみてください。「ここは右を向くんだったよな」ではなく、「絶対右ーーー!!!」みたいな。強い意志のブラソ、強い意志のサパテアード、強い意志の眼差しは身体の中心から起こるから気持ちいいのです。

【リズム】
①振付を口三味線できるように。その際「パーパーパー」と平坦にしゃべるのではなく、音の高低、強弱、長さ、声色などたくさんのバリエーションでしゃべれるとそのまま踊りの表現が広がります。パルマをしながら言えるとより良いです。
②メトロノームやソロコンパスに合わせて踊れるように。最近はアプリもあるようで。
③次は無音状態で自分の踊りを撮ってみる。それを見ながらパルマしてみる。走ってるところや重たいところがよくわかります。

【構成】
①構成がすらっと言えるように。例えば「サリーダ→1歌→ファルセータ→2歌→エスコビージャ→ブレリア2つ→はけ」くらいの簡単なものでよいです。途中でリズムが変わったり、フェードアウトしたりなど特別なことがあればそれも付け加えて。
②あらかじめ決まった振付であっても、次の場面、次の場面へと展開させていっているという気持ちが必要です。歌をもらうためのジャマーダであれば、その合図をしている気持ちで行います。そして決めた瞬間に「歌ーーー!!!」と念じ、気持ちの良い歌が聴こえたら「オレーーー!」と思ってください。そういうのって伝わります。踊り手が歌を聴いて踊っていると、観客も歌を聴けます。