鳥は美しい。
その美しい姿を描きたいが、動いているので難しい。
飛んでいたらなおさらだ。

パッと見た景色を写真のように正確に記憶できる人がいるらしいが、私にその能力はない。
むしろ、劣っているほうだろう。
空間や建物のざっくりした大きさや形を捉えるのはまあまあセンスある。でもそこまで。
あとは、部分部分を一カ所ずつ見比べながら写し取ってゆくしかない。

なわけで、動いているものを描くのが苦手。
そこで、お気に入りの鳥図鑑「日本の野鳥590」の写真を真似して書いてみる。

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飛んでいる鳥は、写真だと羽の模様も撮れるけど、眼で見ると光線の加減で大抵がシルエットになる。だから、輪郭を練習する。
こうしているうちに、生身の鳥の形を捉えるのが早くなるはずだ。必要なのは「慣れ」だ。
見慣れぬ国籍の外国人がみんな同じ顔に見えたりするのと同じ理屈で、
慣れていないと、形や細かい特徴を掴むのが難しいはずだ。書きまくれ!